各種プラント工事・高速道路・トンネル・橋梁・発電所・コンクリート構造物・ 船舶・航空機・・・ など あらゆる社会資本の見えない劣化・キズを構造物を 破壊することなく 診断・発見し、崩壊予防や保全・安全性を高めます。
非破壊検査とは、構造物を壊すことなくその構造物の性質や状態、内部構造を知る方法で、目的は品質と寿命を測定、評価をする検査技術です。
古くは(今も)スイカをポンポンと叩いて熟れ具合をみる、蒸気機関車の車輪をコンコンと叩く、お医者さんが聴診器を胸にあててトントンする、これらも今風にいえば非破壊検査ということができます。
私たちの生活に欠かすことのできない道路交通網、エネルギーを供給する電気・産業設備、人々が集う建造物など私たちは高度に発達した社会環境の中で快適な生活を営んでいます。しかしその一方で小さな欠陥や老朽化などが大災害を引き起こす可能性もあるリスクをも孕んでいます。
非破壊検査分野における社会インフラの安全性確保は科学的装備と高度な検査技術が要求されており、ホクトエンジニアリングは「日本非破壊検査工業会」会員となって主要検査分野で、延べ119名の資格取得者数を有し、専門性の高い技能・技術者による多様な構造物検査に対応できる体制を有しています。
検査プランの作成、図面製作、検査の画像化、補修計画、治具製作、材料調達、施工まで全工程に対応できるため品質管理とコスト面で優れています。
厚さ測定において、従来の一探触による定点測定と違い、フェイズドアレイ探触子を用いた連続測定は、広い範囲を短時間でしかもコンマ数ミリピッチでリアルタイムに全面測定し、そのデータをコンピュータで色彩画像処理化し、且つ、任意の箇所の測定値が表示されます。
試験体にX線フィルムを貼り、X線発生器よりX線を照射した後にフィルムを現像し、X線フィルムにより傷の位置、形状、寸法、種類などのすいていができます。
キズなどから反射した超音波によりキズの位置、大きさなどの推定ができます。また、試験体の厚さも測定できます。
キズの部分に浸透液を染み込ませた後、現像剤で塗膜を形成します。 キズがあれば浸透液は表面に吸い出され拡大され検出できます。
強磁性体(磁石に吸引される材料)を磁化した場合に、表面又は表面直下に磁束の通過を妨げる割れなどが存在するとき、外部空間の磁束を検出することによってキズを検出します。